不妊症 癌再発予防 皮膚炎 創業73年漢方の和歌ノ浦薬局|大阪市中央区堺筋本町

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  • 銀翹散(ぎんぎょうさん)エキス顆粒Aクラシエ|かぜによるのどの痛み
    かぜによるのどの痛み・せき・口(のど)の渇き・頭痛銀翹散エキス顆粒A 9包 ¥1,760(税込) 第2類医薬品銀翹散エキス顆粒A 90包 ¥15,950(税込) 第2類医薬品銀翹散につてい銀翹散は、風邪薬です。どんな風邪(表証)に使うか。その前にとりあえず風邪(表証)の定義から。風邪(表証)は、悪寒・発熱が同時に症状として出ていることが条件になります。片方だけなら裏証になります。必ず悪寒と発熱がセットになります。それともうひとつ風邪(表証)の条件として、脈浮があります。これについては別の機会に書かせていただきます。続いて風邪(表証)は、2種類あります。ひとつは寒の風邪(表証)。もうひとつは熱の風邪(表証)があります。見分け方は簡単、下の表の通りになります。寒の風邪悪寒が強くて、発熱が弱い熱の風邪発熱が強くて、悪寒が弱い項目名ここに説明文を入力)★ -->そして銀翹散は、熱の風邪に使いますので、発熱が強くて、悪寒はあまり強くない風邪に使います。「銀翹散は熱の風邪(表証)に使う。」ことをお分かりいただけたと思いますが、続いて次の症状があれば銀翹散で完全フィットとなります。舌紅、脈数(1分間で脈拍90以上)、口渇、尿が少なくて色が濃い、大便乾燥、のどの痛み効能効果、用法容量など効能・効果かぜによるのどの痛み・せき・口(のど)の渇き・頭痛用法・用量次の量を1日3回食前又食間に水又は白湯で服用。(食間とは食後2〜3時間を指します。)年 齢1回の服用量1日の服用回数成人(15才以上)1包3回15才未満7才以上1/2包3回7才未満5才以上1/4包3回5才未満服用しないこと用法・用量に関連する注意小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。成分成人1日の服用量3包(1包2.3g)中、次の成分を含んでいます。銀翹散エキス粉末・・・・5,900mgキンギンカ・・・・・4.26gレンギョウ・・・・・4.26gハッカ・・・・・・・・2.556gキキョウ・・・・・・・2.556gカンゾウ・・・・・・・2.556gタンチクヨウ・・・・・1.704gケイガイ・・・・・・・1.704gタンズシ・・・・・・・2.136gゴボウシ・・・・・・・2.136gレイヨウカク・・・・・0.132g添加物としてヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ケイ酸Alを含有する。成分に関する注意本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。*また本剤は、生薬精油成分(においのする成分)を含んだエキスを使用しておりますので、漢方薬特有のにおいがします。使用上の注意1.次の人は、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。(1)医師の治療を受けている人(2)妊婦又は妊娠していると思われる人(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)(4)胃腸の弱い人(5)高齢者(6)今までに薬により発疹・発赤・かゆみ等を起こしたことがある人(7)次の症状ある人 むくみ(8)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病2.服用後、次の症状があらわれた場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。関係部位症状皮 膚発疹・発赤、かゆみ消化器吐き気、食欲不振、胃部不快感まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称症状偽アルドステロン症、ミオパチー手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。3.5〜6日間服用しても症状が良くならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。項目名ここに説明文を入力)★ -->最終更新日:2020.12.11
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  • この症例の成功で花粉症は特別難しいものでは無くなった|漢方と花粉症
    女性 45歳 会社員 大阪府在住数年前の症例の掘り起しである。花粉症に関して今では特別に難しさを感じることなくやっていることを、7年くらい前までは試行錯誤を繰り返してうまく行かないことの方が多かった。勿論そういう積み重ねがあったから今は簡単に処方を組み立てることが出来ているわけだが。そこでこれまでの漢方治療体験を整理するために症例を振り返ってみることにする。毎年2月に入ると花粉症を発症する女性の症例である。症状は、のどの痛み痒み・頭痛・微熱・倦怠感から始まり、くしゃみ・鼻水・皮膚の痒み(皮膚表面ではなく奥とのこと)・皮膚の乾燥・目の痒み・耳の奥の痒み・口喝・喉が枯れる・悪心。元々から虚弱体質で胃腸が特に弱く、日常的にストレスがとても強くかかっている方だった。花粉症はここ何年も毎年発症しているということから、元々の体質から診ても衛気不足と弁証した。漢方薬は基本通り衛益顆粒を中心に優しめの去風薬・衛営調和の桂枝湯等々を処方。1週間後、くしゃみの回数が減り・鼻をかむ回数も減った。倦怠感・悪心は消失した。その1週間後、鼻水をかむ回数が減ってはいるがスッキリとはいかず、目の痒み、のどの痒み乾燥感、耳の奥の痒み・微熱・倦怠感・頭痛に変化なし。基本通りにやっているのにおかしい。と当時はそう思っていた。この処方構成で実際にそこそこ手応えを感じていたし、リピートしてくれる患者さんも増え正直満足もしていた。しかし、今から思うとこれはちょっと優しすぎる処方と言えるし、熱証を無視しているということが分かる。優しすぎるというのは、桂枝湯を選択している点である。当時、今もそうだが、“小青竜湯を使い続けると初めは効くが途中から効かなくなる”ということを一部?の業界で言われているため、桂枝湯を選択し麻黄剤を避けていた。或いは、川?茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)を選択していた(こちらの方が桂枝湯より効いていた気がする)。もう一つの熱証であるが、例えば熱証に対して銀翹散を使っても効果がいまいちでズバリ効果を感じたことが一度も無かったことと、素体が寒証なので単純に清熱しても効果がないことも分かっていたからである。弁証は間違っていた分けではないが、方剤を選択するところでやはり勉強不足と経験不足が出ていた。この症例の患者さんは、別の疾患で当薬局の漢方薬を服用していたため、幸運にも次の年も花粉症対策の漢方薬を処方できる機会を得た。ありがたい。この年も同じく2月の初めに花粉症を発症。症状も全く昨年と同じだった。選んだ処方は麻黄附子細辛湯を中心にもう1方剤と生薬1味を処方。昨年と違う点は、麻黄剤を使用したことである。麻黄は、花粉やウイルスと戦い或いは追い出して症状を改善する漢方生薬。附子は、免疫力の源である腎に直接アプローチし免疫を活性化する生薬。細辛は、麻黄と附子がそれぞれ効果を発現している場所をつなぎ、麻黄の効果を後押しし、陰陽調和させる生薬。1週間後、これが奏効してのどの痒み、耳の奥の痒み・微熱・倦怠感・頭痛はほぼ消失した。くしゃみ・鼻水は、ぴたっと止まったわけではなくあるのはあるという程度に落ち着いた。ただ、喉の乾燥感、口喝、目の痒みが強いようで熱証を降ろすにはまだ弱く、麻黄附子細辛湯はそのままにほんの少しだけ清熱する漢方薬に変更した。そして2週間後、喉の乾燥感、口喝、目の痒みは軽減し、さらに2週間後にはほぼ改善した。ほぼというのは、1日1回は鼻をかむとか目が少し痒くなる程度の症状があるため。よっしゃあ!と言いたいところであるが、実はここからが花粉症漢方の真価が問われる時期なので喜んではいられなかった。この方は例年ここからGWまでの1ヵ月間が一番酷くなる時期であるからだ。そして結果は。ピークの季節になっても再発せず、それどころか後半は花粉症の漢方薬を服用しなくても症状は落ち着いたままシーズンが終わったのである。これ以降、花粉症は私にとって特別難しい疾患では無くなり、多くの患者さんに喜んでもらっている。この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希
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  • 【実況】受験控える長男のカゼ治療
    実況長男カゼ治療?長男が7年間飼っていたフェレットが死んでしまって、悲しみで免疫力が低下したのか、具合が悪くなり、日曜日に頭痛・咽痛・脈浮。寒気(-)発熱(-)で。銀翹散を処方。(-)マークは、症状は無いという意味。実況長男カゼ治療?月曜日の朝、症状変わらずもう1回銀翹散。午後は薄い鼻水が出て来たということで妻の判断で小青竜湯を処方。実況長男カゼ治療?月曜日18時頃。37.7度に熱が上がり処方を考えて欲しいと妻。悪寒(-)脈浮緊(-)脈数・舌尖紅・苔白・倦怠感・頭が熱い・頭が絞めつけられるような重い痛み・肩と腰が重い・咳・水様の鼻水・冷たい物を欲する。(-)は無しという意味。脈浮(-)・脈数・舌尖紅・頭が熱い・冷たい物を欲する。脈数以下は熱の症状で、かつもう脈は浮いていないので、体の中に熱が移ったということになる。脈が浮いていれば、体の表面に熱があると判断する。そして苔白・倦怠感・頭が絞めつけられるような重い痛み・肩と腰が重い・咳・水様の鼻水は、水湿が体内に存在することを意味する。ということからこれらを合わせると、長男の発熱の原因は湿熱であると判断。ただ、苔がまだ白いのでそこまで熱は強くない。方剤は、五虎湯・カッ香正気散・シベリア霊芝を処方。実況長男カゼ治療?火曜日午前。頭が熱い・肩と腰が重い・鼻水の症状が消失。平熱・頭痛・咳・倦怠感・苔白膩・冷たい物が欲しい・脈浮(-)平熱となるも脈が昨日よりも早いのでまだ熱は体内でくすぶっている。夕方熱が上がるパターンかと判断。前の処方よりも清熱を強化。苔が膩になり水湿の勢いが増しているので、排水作用も前回処方よりも強化。カッ香正気散・猪苓湯・桔梗石膏・黄連解毒湯少々・杏仁・通草・蒼朮を処方。夜までに3回服用。実況長男カゼ治療?火曜日夕方。37.5度、熱が少し上がる。頭痛・咳少し・鼻の中が熱い・倦怠感・苔やや白・舌尖紅。ここで1回ワンポイントで小柴胡湯。前日に保険をかけて小柴胡湯も飲むように言っていたが飲んでいなくて、このタイミングで服用。実況長男カゼ治療?火曜日20時頃。熱は既に平熱に。頭痛・咳・鼻の中が熱い症状は消失。倦怠感微妙にあると言うが、苔薄白、表情が明るくなり、口数が増える。鍋料理をもりもり食べ始める。10時頃にはすっかり元気になる。寝る前にシベリア霊芝を念のため服用。抗原検査は陰性。実況長男カゼ治療(まとめ)今回は治るのに2日かかったが、どうだろう。湿熱のかぜ治療は、難易度が高いのでまあまあ上手く行ったほうじゃないかなと思う。体質的に普段から湿熱を持っているので、次からはそのへんを考慮するともっと早く治せるかもしれない。受験も控えているので、カゼをこじらせないように、次からは全力で最初から処方しようと思う。この記事は2021年11月に書いた記事で後日談がある。今年の2月、別の家族がコロナになってしまい、長男を含め我々は濃厚接触者に、しかも受験直前で何でこのタイミングなんだ!!と絶体絶命のピンチに追い込まれたものの家族全員発症せず、長男は無事受験を乗り越えることが出来たというおまけ話。家族は絶対発症すると思っていたから、3種類の漢方薬と2種類の健康食品をのんでいた。この記事を書いた人: 国際中医専門員A級 医薬品登録販売者 三ツ川道洋この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希最終更新日: 2022.03.29
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