漢方の和歌ノ浦薬局から、はじめての方へいくつかお願いがあります。

卵子の質を上げる漢方薬
卵子の質を上げる漢方のキーワードで検索されている方が多くいらっしゃるようなので、卵子の質を上げる漢方薬をテーマに書いてみた。
漢方で卵子の質を上げるにはどうすればいいのか。当帰芍薬散じゃ無理です。婦宝当帰膠でも無理です。これさえ飲んでいたら卵子の質が上がるという漢方薬は、この世に存在しない。そんな簡単なものではない。色々やる必要がある。
技術的なことも含まれるので詳しくは書けないが、例えば、腎は生殖を主ると言われ、妊娠と非常にかかわりの深い臓器で、35歳を過ぎると徐々にこの腎は衰える。そうなると妊娠しにくくなる。つまり腎が衰えると卵子の質は低下する。ということから卵子の質の低下を防ぐために、漢方では補腎ということ行う。
また、脾が弱いことでも卵子の質は低下するので、脾が弱っている人は脾を強くする必要がある。それから脾が弱い人は、痰湿という体に不必要な水分を溜めやすいので、痰湿を取り除く必要がある。痰湿がたまると巡りが悪くなるため卵子の質が低下する。
また、不妊治療でホルモン剤は必須の薬剤であるが、一方で体を消耗させるので、長期のホルモン剤の使用は卵子の質を低下させる。なので消耗したものを補う必要がある。他にもまだまだ卵子の質を上げる方法はあるが、これ以上は技術の流出となるのでこの辺で。
結論。卵子の質を上げる漢方はあるが、一人一人の体質や状況によってやり方がそれぞれ違うため、これさえやっておけば良いという方法はない。
漢方の和歌ノ浦薬局
tel 06-6261-4329
営業時間:月〜金 10時〜19時、 土 10時〜14時
定休日:日祝
住所:大阪市中央区北久宝寺町1-3-3
最寄り駅:堺筋本町駅、大阪メトロ中央線と堺筋線
阪神高速道路1号 環状線 本町出口/長堀入口近く