
頭痛、吐き気、目が渇く、喉が詰まる、息が苦しい、背中の肩甲骨の所が酷く凝っている、歯ぎしり、冷え性、寒がり、むくみ、手荒れ、疲れの回復が遅くなった、便通は2日に1回
なし
なかなか上手く行かないので、漢方薬を検索して婦宝当帰膠というのが良いと知って買いに来ました。漢方相談はしてみたいが、まずは婦宝当帰膠から試してみたいです。
※その1ヵ月後に漢方相談に来られる。
上記や下記を見てもらえるとお分かりの通り、S.M.さんは交感神経がたかぶり、それが心身共に現れていると見てとれる。交感神経がたかぶって、副交感神経が低下している状態。
日中はもちろん夜寝ていても緊張しているから歯ぎしりするし、緊張しっぱなしなので背中の筋肉が凝り固まって物凄く硬くなっている(バキバキとかテッパン入っているみたいとか。あれですね。)。それとか同期や先輩が妊娠したり、何か大変なことが起きたりすると寝れないとか、頻繁に中途覚醒を起こす。
突然下痢をしたりするのもそのせいだ。
西洋医学的には、原因不明の不妊症といえる(甲状腺はちょっと引っかかってているが。チラージンで解決。)。
また中医学も腎臓へのアプローチに偏っているので、こういうタイプの人にも補腎ありきで対応しているのが実情で、的を外している治療家は多い。それがほとんどといっても過言ではない。
だから交感神経の高ぶりへのアプローチは、当店オリジナルかも知れない。しかも鉄板処方があり、それで多くの方に妊娠してもらっている。Sさんもその鉄板処方で”なんとか”妊娠までたどり着けた(もちろん誰もかれも使うわけではなく、条件が揃えばの話。)。
あれから1年近く経ったが実は当時の鉄板処方は、もう鉄板処方ではなく、技術が向上した分さらに強化された鉄板処方となっている。処方というよりは、生薬一味一味をお選びするというかたちで、今まで結果を出すことが出来なった方々をさらに妊娠に導くことが出来ている。
服用約1ヵ月》
・4月の人工授精(AIH)はトラブルなく行けた
・生理の色が明るくなった
・生理中は気分が落ち込む
・生理前の胸の張りと痛みが無かった
・落ち込む回数が減った
・目の乾燥が無くなった
・のどのつまりが無くなった
・息苦しくない
・便通が前より改善した
・ガスがたまらなくなった
・冷える
・むくむ
・背中がめちゃくちゃ凝るし硬い
・甲状腺の値が良くなり、チラージン休薬
・酷く疲れている
・生理が来たストレスで頭痛が3日間
服用約2ヵ月》
・舌先が紅い、全体的にもやや紅い
・生理中2日間腰がだるくてしんどかった
・生理中、頭痛があった
・胸は張る程度で痛くはない
・先週からお腹が緩く、腹痛もたまにあった
・便通は3日に2回、ガスはたまらない
・背中の肩甲骨の凝りがマシになって来ている
・冷えが気にならなくなった
・夕方にむくむ
・仕事が暇で疲れていない
・目の乾燥、のどの詰まり、息苦しい、消失
服用約3ヵ月》
・妊娠した同期に会って頭痛
・生理が来て落ち込んだ、頭痛が少しあった、胸が気持ち悪くなった
・ご主人と相談して体外受精をすることに
・3日間鼻が詰まった
・最近頬に紅いプツプツが出来る
・次の周期で採卵する
服用3ヵ月半》
・今月採卵予定だったが、卵胞が残っていて延期になる
⇒ 「精神的にどん底です。」とSさん
⇒ 毎日だるくて眠い、中途覚醒
服用4ヵ月》
・採卵周期の生理11日目
・生理9日目の時の内診で卵胞が8個見えた
・生理5日目から注射が始まって食欲がない、便通が悪くなった
・頭痛はたまにある
・採卵:生理周期16日目 24個採卵 ⇒ 成熟卵22個
⇒ 体外受精と顕微授精を半分ずつ
⇒ 受精卵8個凍結
⇒ グレードは不明(AとかBとかが目立ったと仰っていたのでグレードは良いと思われる。)
服用約6ヵ月》
・移植:生理周期20日目に胚盤胞グレード5BB(体外受精)を移植
・生理中:頭痛や落ち込みは無かった、腰はだるかった
・便通はほぼ毎日になっている
・妊娠していた先輩が流産し、頭痛や倦怠感が3日間続いた
2021年10月9日 妊娠判定陽性
・つわりが酷く漢方は休薬
この記事を書いた人: 国際中医専門員A級 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希
最終更新日: 2022.9.14