不育症38歳 流産することなく安定期 前回も漢方併用で無事に出産

不育症38歳 流産することなく安定期 前回も漢方併用で無事に出産

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。
三ツ川道洋
三ツ川道洋

Y.Y.さん 38歳 女性 助産師 (大阪府)漢方服用3ヵ月

来局前

  • 2009年03月 結婚
  • 同年12月 稽留流産
  • 2010年08月 化学流産
  • 2012年03月 出産
  • 2014年12月 二人目妊活開始
  • 2015年03月 稽留流産
  • 同年08月 稽留流産
  • 同年秋頃 流産
  • 同年某月 不育症と診断、原因は不明、のちに免疫異常と診断
  • 同年12月  漢方の和歌ノ浦薬局へ 漢方服用スタート
  • 2016年4月 稽留流産
  • 同年5月 夫リンパ球免疫療法開始
  • 同年9月 妊娠報告 妊娠後2回リンパ球移植
  • 2017年5月 無事出産
  • 2018年8月 流産
  • 2019年春 夫リンパ球免疫療法開始
  • 同年7月 再び漢方の和歌ノ浦薬局へ

 

 

 

 

 

 

再び漢方薬を服用しようと思ったのは

春から夫リンパ球免疫療法を始めて妊活を再スタートし、3人目だからおまけみたいな思いで取り組んでいたけれど、かすりもしないことに嫌な予感がして、実際初めてみると気持ちにスイッチが入ってしまい凄くイライラもし出して再び漢方薬に助けてもらおうと思いました。

 

 

 

初回問診 2019.7.4

  • 生理周期:22〜26日間、3年前も短めではあったがより短い周期が増えた
  • 生理痛:ほんとどない
  • 生理中:軟便
  • 生理前:イライラ、落ち込み、少量の出血が数日
  • 基礎体温は今回は無し

 

 

その他自覚症状

冷え性(キンキンに冷える)、かと思えば足が火照る、目の奥が疲れる、首が痛い、頭痛、口内炎

 

 

既往歴
不育症、喘息、乳腺炎

 

 

 

漢方薬服用後

3年前に服用していただいて、妊娠継続につながった漢方薬2種類を今回もお出しした。

 

 

 

服用約1ヵ月
・妊娠報告 5週3日 胎嚢の確認
・子供が夏休みに入って宿題をしないのですごいイライラするとのこと

 

 

 

妊娠継続の漢方薬を2ヵ月分お出しした。流産したらまた伺いますとのことだったが、12月26日まで連絡がない。現在、26週。おめでとうございます。

 

 

 

2020年1月1日 年賀状にて経過報告をいただきました。「あれから全く順調に経過し、もうすぐ8ヵ月に入ります。」とのことでした!!嬉しいですね^^

 

 

 

夫リンパ球免疫療法

夫から採取した末梢血からリンパ球のみを分離した夫リンパ球を妻に皮内注射して、夫リンパ球に対する免疫を獲得させる治療法。原因不明の習慣性流産の治療として行われているが、その有効性は不明(参考文献 病気がみえるvol.10産科)

 

 

 

夫リンパ球免疫療法を積極的に行っていた杉俊隆医師は現在は否定派の立場。先生がお書きになった記事がコチラ。

 

 

 

この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

最終更新日:2020.01.06