男性不妊,精子無力症,漢方服用で運動率65%まで上昇!体外受精成功

男性不妊,精子無力症,漢方服用で運動率65%まで上昇!体外受精成功

男性不妊の症例をご紹介しています。
三ツ川道洋
三ツ川道洋

I.Y.さん 42歳 男性 大阪府 会社員

これまでの経緯

  • 2013年1月 結婚
    ⇒1年間避妊
  • 2014年妊活スタート
  • 2017年5月から人工授精を受けて精子無力症(精子運動率40%未満)と分かる
    ⇒過去6回の運動率の平均が33.9%

 

 

 

理想の精子運動率: 80%前後
運動率の基準値: 50%以上
精子無力症(運動率): 40%未満

 

 

 

漢方薬服用のきっかけ

I.Y.さんの奥様が先に漢方薬を服用されていて、女性側だけが漢方薬を服用して状態が良くなったとしても、精子に問題がある場合はうまく行かない可能性が高いことをご説明し、I.Y.さんにも漢方を服用していただいた。この場合の精子に問題があるというのは、遠心分離機で処理する前の値のことを指す。遠心分離器にかけるとだいたいが数値が良くなるが、決定的な結果につながらないのが現状。

 

 

 

漢方服用後

運動率グラフ
【精子運動率推移 基準値は50%以上から】

 

 

 

I.Y.さんには漢方を5ヵ月間服用していただいた。飛びぬけて良い結果になった分けではないが、まずまずの改善ときちんとデータがそろっている貴重な症例であるので載せさせていただいた。

 

 

 

漢方服用から約1ヵ月後は、運動率が42%と過去のデータで最高値だった41.3%に並んだ。約2ヵ月後、運動率65%と大幅に記録更新。その後、45%→55%→65%と漢方の服用開始前の運動率の平均値が33.9%でグラフでお分かりいただける通り改善していただいた。さらに続けて頂ければもっと運動率の値は上がったかもしれないが、服用から約5ヵ月後に体外受精に臨み、卵子4個中4個受精し、初期胚1個、胚盤胞3個凍結に成功した。

 

 

 

そして2回の流産を経て、3回目の移植で現在10週を迎えた。9週を越えれば安全圏にほぼ前進と言えるので、なんとかこのまま安定期の16週まで無事に行ってもらいたいと祈るばかりである。奥様だけの漢方薬服用だとここまで来れなかったと思うので、非協力的な男性が多い中、ご主人様の協力に感謝したい。愛の力 合掌

 

 

 

2019年9月24日 「現在16週と2日です。」と安定期に入ったとご報告をいただく。おめでとうございます!

 

 

 

追記:

漢方薬服用前の精子直進率が平均24.0%(最高36.5%、最低16.9%、基準値25%以上)で、服用後1ヵ月で55%と飛躍的に改善し、その後も45%→45%と続いた。しかし、その後のデータがなく中途半端なデータではあるが一応参考にしていただきたい。

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

投稿日: 2019.7.19

 

 

 

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