多嚢胞性卵巣症候群 排卵障害 漢方薬2ヵ月服用で妊娠・出産

多嚢胞性卵巣症候群 排卵障害 漢方薬2ヵ月服用で妊娠・出産

妊娠力を高めるには、体質改善が必要です。正しい漢方薬を服用して、カラダを良い方向へ持って行くこと。これが妊娠へ近づく第一歩となります。
三ツ川道洋
三ツ川道洋

Y.Y.さん 35歳 女性 会社員 (大阪府豊中市) 漢方服用2ヵ月で自然妊娠

来店前

結婚前に多のう胞性卵巣症候群と診断
⇒ 排卵誘発剤を数種類試すもののいずれも効果がなく通院をやめる

 

2014年06月 鍼灸へ 冷えが緩和される(2016年02月まで通う)
同年07月 結婚

 

2015年03月 妊娠するも途切れ途切れの心拍で7週で流産
同年06月  タンポポ茶(ショウキT1プレミアム)とピニトール配合のサプリの服用をはじめる

 

2016年01月 納得のいく改善はなくタンポポ茶(ショウキT1プレミアム)とピニトール配合のサプリの服用をやめる
同年03月23日 漢方の和歌ノ浦薬局へ

 

 

 

初回問診

不正出血、常にイライラする、常に眠い、冷え性、汗をかきやすい、まれにほてる、白髪、夢をよく見る、寝汗、朝スッキリ起きれないことが多い、時々頭痛、肩と首の凝り、便通2日に1回、お腹のガス

 

 

 

既往歴

多のう胞性卵巣症候群、通年性のアレルギー性鼻炎

 

 

 

漢方薬服用後

服用1ヵ月
・イライラが緩解
・眠気が緩解
・午前中のだるさが緩解
・冷え消失
・寝汗消失
・ほてり無し
・便通少し改善
・頻繁に頭痛

 

 

 

服用2ヵ月
2013年05月23日 妊娠報告 8週半 心拍確認
・妊娠してから疲れやすくなる、眠気復活
・つわり(気持ち悪い、臭いに敏感)
・イライラ消失
・肩凝り&首の凝り緩解
・頭痛消失
・お腹のガス消失

 

 

 

服用5ヵ月
2016年7月19日 安定期を迎える
・つわりも落ち着く
・吐き気が治まるもモヤモヤ感あり
・時々足がつる

 

 

 

服用6ヵ月
・24週と4日 順調
・「赤ちゃん、めっちゃ動いています。」とのこと
・妊娠してから疲れやだるさ、眠気があったが、この頃には感じなくなる

 

 

 

服用7ヵ月
・29週と5日 順調
・ここで漢方薬は休薬とし、栄養剤だけ出産直後まで服用

 

 

 

漢方まとめ

漢方服用1ヵ月後の問診で自覚症状の変化が表れて順調な滑り出しでした。そして1ヵ月後に妊娠のご報告がありました。

 

 

 

一度妊娠されているので不妊症ではないでは無いでしょうが、多のう胞性卵巣症候群で排卵障害のハンデーがありますから妊娠しにくい体質であることは間違いなく、そこを漢方がうまくサポートしてくれた結果妊娠につながったのだろうと思います。

 

 

 

Y.Y.さんは一度流産されていますので、油断することなく約30週まで漢方薬を続けていただきまして、その後は出産後まで栄養剤だけ続けていただきました。

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

投稿日:2017.07.13