
2013年02月 結婚
同年04月 不妊症専門クリニックへ
⇒ 卵胞が育ちにくい
⇒ タンポポ茶(ショウキT1)をはじめる(半年間服用)
同年09月 鍼灸スタート
2014年01月 別の不妊症専門クリニックへ
⇒ 多のう胞性卵巣症候群、潜在性高プロラクチン血症、橋本病と診断、ホルモンバランスの乱れ(FSHとLHの値が逆転)、卵管狭窄、排卵障害
同年12月 1回目の人工授精で妊娠するも6週で流産
2015年5月までに人工授精を3回する
⇒ 注射で卵巣の腫れ
同年05月23日 漢方の和歌ノ浦薬局へ
「なかなかうまく行かず2年が経ってしまったので、何か新しいことをして、少しでもうまく行ったらいいなと思って。」
冷え性、寒がり、むくみ、食欲不振(生理前から生理中にかけて)、少食、食後の眠け、食後膨満感、胸やけ、便秘、疲れやすい、1日体力が持たない、週の後半になると必ずしんどい、立ちくらみ、夢をよく見る、朝が弱い、動悸、爪が割れやすい、髪の毛が乾燥し細くなる、雨の日や季節の変わり目に体調を崩す、手に水泡ができる、舌の色がやや暗め
子宮内膜症(治癒)
多のう胞性卵巣症候群、潜在性高プロラクチン血症、橋本病、卵管狭窄
服用3週間
・食欲がわく、食べる量も増える、食後の眠け解消、食後の膨満感軽減
・疲れにくくなる、雨の日の体調不良が改善、夢を見る回数が減
・手足がポカポカするようになる
2015.06.03 人工授精、卵胞が20mm、21mmに育つ
注射併用、卵巣腫れず
2015.06.18 HCG94、漢方薬継続
2015.06.23 胎嚢確認、HCG630
2015.07.07 心拍確認、漢方薬継続
2015.09.17 橋本病のため脈が速くなったり、動悸が起きたりと不安があったが、なんとか安定期を迎える
2015.11.20 甲状腺の値も安定、漢方薬継続
2015.12.26 31週、赤ちゃんは順調に育ってくれています。
産休に入られて、来年はいよいよ出産です。
残り1ヵ月間で漢方薬は休薬
2016.03.01 2月に2700gの女の子を出産しましたとご報告をいただきました。
母子ともに健康とのこと。
おめでとうございます^^
今回の症例を通して、知って頂きたいことがひとつあります。それは漢方薬服用3週間で、著しく体質改善が見られたことです。当店ではこういうことは、当たり前にあります。決して偶然でもたまたまでもありません。多くの自覚症状がある中から体質を見極めて、その時の体質・状態に合った漢方薬を導き出す技術力がないとこうは行きません。ただ、服用する人の自然治癒力の強弱にも左右されます。自然治癒力が強い人は、それだけ改善スピードは早くなります。また、自然治癒力が弱い人は、同じものを飲んでいたとしても、自然治癒力の強い人と比べれば改善は遅くなります。今回のH.K.さんの場合は、複数病気をお持ちで虚弱体質ではあるのですが、何と言っても29歳という若さがあったからです。いつも感じることですが、20代の回復力には驚かされます。
でもK.K.お客様の声》多嚢胞性卵巣症候群・高プロラクチン血症・橋本病。漢方で体質改善し妊娠・出産さんの症例には、本当に驚かされました。いくら20代とはいえ多のう胞性卵巣症候群と橋本病をお持ちですし、体も弱い方でしたのでこの展開は予想していませんでした。理想の展開としては、数カ月しっかりと漢方薬で体質を改善していただいて、より強い体になっていただいてから、満を持して妊娠するというのが理想の展開でした。
妊娠はゴールではなく単なる過程ですので、やはり虚弱体質ですと妊娠継続が心配ですし、十月十日体が持つのかということも心配になるからです。
そして、予想通り妊娠初期は体調を不良が現れ、安定期を迎えるまでしっかりと漢方薬でサポートさせていただきました。安定期を過ぎると少しレベルを落として、体調を診ながら漢方薬を変更しつつ、現在まで服用して頂いています。出産まであと2ヵ月をきり、ようやくここまでたどり着きました。このまま無事に出産されますよう心からお祈り申し上げます。
2016年3月1日 出産のご報告をいただきました。 2400gの女の子とのこと。おめでとうございます!!
投稿日:2016.3.10