
J.K.さんは、不妊クリニックで血液検査・卵管造影・フーナーテストなど一通りの検査を受けられましたが、異常は見つからず原因不明の不妊症と言われました。そこで体質を改善しないといけないのかなと当店にお越しになられました。病院の検査で問題ないと言われたあなたへで詳しく書きましたが、病院の検査で問題なくても、いざ漢方カウンセリングをすると問題は大ありという方が少なくありません。
J.K.さんもまさにそのお一人でした。問題点を専門的に表現しますと、陽気不足とそれによって生み出された?血(おけつ)。これがJ.K.さんを不妊症にしている原因です。そして、この原因を取り除く効果のある漢方薬を服用していただきました。また、生理が来るタイミングで来店していただき、再度問診を重ねて漢方薬を調節し、3ヵ月間で劇的に体質改善していただきました(完全無欠の体になった分けではありません。)。そして4ヵ月目に人工授精をされて、妊娠していただきました。
今回、この報告でもう一言お伝えしなければならないことは、下記のように病院の検査で異常なし・原因不明だから人工授精をすすめられています。人によっては、「なんだ。それだったら漢方薬なんてのまずに最初から人工授精をしておけばよかったのでは?」という考えになっても不思議ではないからです。でもその考えは間違っています。恐らくJ.K.さんは、そのタイミングで人工授精をしても成功していません。妊娠しやすい体であることが、成功の鍵になるからです。
いつも書いていることですが、30代前半の方の自然治癒力・回復力・体質改善力には目を見張るものがあります。体質を改善すれば未来は必ず明るいものとなります。これを読んで頂いている妊活者さんも体質改善あるのみです。一歩を踏み出すのみです。私が、そのお手伝いをさせていただきます。
投稿日2014.9.26 三ツ川道洋
2011年09月 結婚
2013年06月 不妊クリニックへ、検査は異常なし、原因は不明ということで人工授精をすすめられる
2013年11月 別の不妊クリニックへ、同じく原因不明で人工授精をすすめられる
素人考えで体質改善をした方が良いのかなということで。
寒がり(一年中)、冷え性(一年中)、肩やお腹も冷えている、食欲△、少食、食後の眠気、便通1日おき、色白、酷く疲れやすい、声が小さい、頭痛、頭重、動きたくない、疲れると横になる、睡眠に問題、腰痛
服用1ヵ月
・生理痛がかなり楽になる
・ドロッとしていた生理がサラサラとなり、塊も減る
・お風呂上りすぐに冷え始めていた体が、しばらく温まるようになる
・横になりたいとは思わなくなった(疲れが減ったという意味)
・昼寝の回数が減った(疲れが減ったという意味)
・腰痛が軽減した(10→7)
・朝の目覚めがよくなる
服用2ヵ月
・生理痛がさらに軽くなる(以前はイスに座っていられなかった)
・生理の塊が、少しになる
・生理中の下痢がなくなる
・生理前の胸の張りが以前よりも軽くなる・便秘っぽくなるのがなくなる
・去年の冬よりは、体が温かい
・頭痛改善・頭重改善・腰痛軽減(10→5)
・毎日夜中にトイレで目が覚めていたのが、ほとんど覚めなくなる
服用3ヵ月
・生理痛が改善される(無痛)
・生理の塊は、ほぼ消失
・以前は慢性的な寝不足で悩まされていたが、睡眠が深くなったのか感じない日が多くなってきた(ご本人談)
・活動的になってきた(ご本人談)
2014.4.19
はじめての人工授精で妊娠
その後、安胎の漢方薬に切り替えるも漢方薬を飲み始めてから4ヵ月と日が浅いため、つわり出て漢方薬の継続を断念される。