2006年 結婚
2007年 一人目妊娠
2008年 出産
2011年4月 10週で流産
ストレス(周りが妊娠すると落ち込む、目が疲れる、全身が固まる、ため息をつく、食欲が落ちる)、痩せ型(肥れない)、疲れると腰が痛くなる、冷え性、冬はしもやけになる、髪の毛の乾燥
ストレスはホルモンバランスを乱しますので、まずストレスを緩和させることをメインに漢方薬を考えました。また、妊娠に大切な物質”血”を増やすことも行いました。血を増やすことは妊娠力を高めること以外に、ストレスに強くなる効果もあります。それと流産予防の漢方薬も服用していただきました。処方全体では、体・骨盤内を温めていく漢方薬となるように処方構成を考えました。
服用半月
・温まる感じ、体が楽
服用1ヵ月半
・生理痛が軽くなる、月経血がサラサラになる
・胃が温かい
服用2ヵ月
・基礎体温が、全体的に上がる、高温期は36.7〜37.0℃
2011.11.25 妊娠報告
2013.02.25 出産報告
この方の場合、妊娠しづらかったのは、体と骨盤内の冷えが原因でした。それが即効的に改善できましたので、かなり早期に妊娠していただけたんだと思います。漢方薬服用後をご覧いただきますと、漢方薬の服用で体・骨盤内が温まっていることがお分かり頂けると思います。「胃が温かい」というのも漢方的にはすごくいい兆候で、胃と子宮はダイレクトにつながっていると漢方では考えられていますから、胃が温かいということは子宮も温かいと考えられます。
この方のように即効で体が温まるのを実感(基礎体温が上がるのも含め)できる人もいれば、なかなか感じれない人がいます。この差は何かといいますと、持って生まれた違いです。勉強が出来る人出来ない人、足が速い人遅い人が存在するように、健康も同じなのです。同じですので現時点で体調が悪くても諦めることはありません。勉強もスポーツも努力すれば、ある程度のレベルまで持って行けます。妊娠しやすい体作りは、勉強やスポーツに例えますと、東大に合格するとかプロスポーツ選手になるとか、そんなレベルのことを論じている分けではありません。ただ、体質改善するまでの時間が、遅いか早いかの差があるだけです。腰を据えて体に合った漢方薬をじっくりと服用して行けば、おのずと答えは出ます。※【注意】合っていない漢方薬の場合、いくら長期服用しても体質は改善されません。
漢方の和歌ノ浦薬局
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