体外受精で一度流産された40才女性、漢方を取り入れ妊娠・出産

体外受精で一度流産された40才女性、漢方を取り入れ妊娠・出産

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。
三ツ川道洋
三ツ川道洋

K.G.さん 40才 女性 パート (大阪市中央区)  漢方薬服用1年1ヵ月で妊娠

来店前

 

2008年    35才で結婚  同時に子作りスタート

 

2010年    クリニックへ  片側卵管閉塞・ピックアップ障害・高プロラクチン血症
⇒ タイミング療法、人工授精

 

2011年05月 体外受精(1回目) → 陰性
同年08月   体外受精(2回目) → 陽性
同年11月   4ヵ月で流産

 

 

 

来店のきかっけ

まず自分の体を変えずに病院での治療を受けてもうまく行かないのではと考え、漢方薬に興味を持つ。ネットで周期療法という治療法があることを知り、漢方の和歌ノ浦薬局へ。

 

 

 

初回の問診 2012.1.24

  • 生理周期 28〜29日間
  • 生理の2日前からドーンと痛む、始まると治まる
  • 生理の色は、流産後どす黒い
  • 塊 : 流産前は、ドロッとした大きな塊が出ていた
  • 排卵前後のオリモノが少ない(不妊治療をしてから少なくなった)
  • 高温期 : 36.7℃以上いかない
  • 生理前 : イライラする、普段気にならないことも気になる

 

その他自覚症状

秋冬だけの季節限定の冷え性(指先と足先)、暑がり、食後の眠気、便通毎日、下痢しやすい、疲れやすい、腰痛、アレルギー体質、口の周りの乾燥、白髪が目立ってきた、爪が薄く割れやすい、肩こり、片頭痛、舌の苔が白い、舌がやや乾燥気味、舌のまわりに歯形がある

 

 

 

漢方薬

体外受精を視野に卵の質の向上が一番にあげられますので、生殖をつかさどる腎(ジン)の働きを高める補腎薬(ホジンヤク)を中心に漢方薬を服用していただきました。

 

 

 

また、血(ケツ)という栄養物質が不足している症状がありますので、血を補う補血薬(ホケツヤク)も服用していただきました。血(ケツ)という栄養物質は、妊娠にすごく重要な物質であり、妊娠後十月十日赤ちゃんを育てる上でも大切な栄養物質で、出産後も産後の回復や母乳に必要で、欠くことは出来ない物質です。

 

 

 

また、生理痛・生理の色・塊等から、骨盤内の血流障害も見られますので、活血薬(カッケツヤク)という漢方薬も服用して頂きました。

 

 

 

漢方薬服用後

服用1ヵ月
・飲んですぐに腰がポカポカと温まり、1週間後に手足がポカポカしてきて、全身ヌクヌクですとK.G.さん
・生理痛が無くなり、生理の色が鮮やかとなり、量も明らかに増加
・高温期も36.7℃以上が3回

 

 

服用4ヵ月
・高温期36.8〜36.9℃

 

 

服用7ヵ月
・採卵で24個採れ、お医者さんもビックリ!胚盤胞6個 → 着床前診断 → 0個

 

 

服用9ヵ月
・29個採卵 → 受精卵18個 → 胚盤胞8個

 

 

服用9ヵ月
・排卵前後のオリモノが復活

 

 

2013年02月    体外受精

 

同年02月25日  妊娠報告

 

同年07月31日  妊娠8カ月の報告   

 

同年12月某日  10月9日に産まれましたと直接ご報告をいただく。かわいい男の子で、記念写真を撮りました^^ 双葉

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希