卵巣が腫れたり、卵が採れないので2〜3ヵ月治療を中止することになり、漢方薬で体質改善を望まれて来店されました。
暑がりの寒がり、汗かき、季節の変わり目に体調を崩しやすい、冷え性:手先・膝から下が冷える、冷えのぼせ、少食、便通毎日、軟便、疲れやすい、すぐに横になりたくなる、むくみ(足が酷い、全身むくむこともある)、睡眠不足、目の疲れ、2年くらいやる気が出ない、だるい、梅雨の時期はとくにだるくなる、白髪
胃腸機能が弱いので、そこをまず立て直すことからはじめました。体の反応、季節など状況をみなながら微調整し、4ヶ月後には妊娠力と卵の質を高めることのできる理想的な漢方薬を飲めるようになりました。
服用2週間
・生理痛無くなる
・生理の血がサラッとなり、塊が無くなる
・便が軟便から普通便になる
・疲れない
服用1ヵ月半
・生理痛無し継続
・生理の血がサラッとなり、塊が無くなる継続
・何をするにも億劫だったのが、無くなっていることに気づく
服用2ヵ月
・高温期が36.7℃以上で安定する
服用2ヵ月半
・冷えは足先だけになる
・ホルモン剤の治療後よりは生理の量が増える。ただしそれ以前よりは少ない。
・生理痛無し継続
・生理の塊が少し出る
・むくみがマシ
・病院の血液検査で悪くないと言われる
・採卵で卵2個採れる。分割スピードが遅い。卵の質が悪い。
・排卵誘発剤を使っても、目立った副作用が出ない
服用8カ月
・採卵で3つ採れるようになる。3日間で8分割と5分割した2個を移植。お腹が少し張る。
2012.09.03 妊娠判定 陽性 漢方薬服用8ヶ月半
2013.05.06 出産のご報告
流産の経験があるので安胎作用のある粉薬・丸薬・煎じ薬に切り替える。染色体異常等胎児側に問題があれば、流産は避けられませんが、この方は胃腸が弱いので、漢方的に出血や流産の恐れがあり、それらを予防・改善する或いは大難を小難に止める目的で漢方薬をお選びしました。
ホルモン剤の注射を7週目まで打つ。ホルモン剤の注射を打つことによって、ホルモンバランスが崩れて出血する人もいると医師。9週目までお腹の張りと痛みと出血が断続的に続く。ホルモン剤の注射を7週目で止めてからは、お腹の張りが無くなる。7週と9週目に2度大量に出血する。前回流産した時は、大量の出血とお腹の痛みがあり、痛みは時間を追うごとに増していったが、今回はお腹がキューっと痛んで出血してからは、痛くなかったとのこと。その後の内診で出血の跡は、消える。
その後は前半とは打って変わって全く何も問題なく順調に育ち、出産予定日まで残り1ヵ月を切っています。
2011.05.11 出産しましたとの報告を受けました。予定日直前となりあとは秒読み段階という中で、赤ちゃんが臍帯を圧迫している可能性があるので入院され、その後血圧が急上昇、緊急帝王切開で出産したとの報告を受けました。出産前は自然分娩を強く希望されておられましたので、その希望はかないませんでしたが、母子ともに健康とのことで、メールを頂いた時はビックリしましたが、無事で何よりでした。
出産後はいたって健康で元気とのことで、「これも出産まで漢方薬を服用したおかげです。」という嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
妊娠初期は大量の出血、その後は逆子と色々ありましたが乗り越えられて、本当によく頑張られたと思います。おめでとうございます。
2016.11.14 現在も当店をご利用下さり、お子様も3歳になられています。イケメンです。
漢方の和歌ノ浦薬局
tel 06-6261-4329
営業時間:月〜金 10時〜19時、 土 10時〜14時
定休日:日祝
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