切れ痔(裂肛)の出血と漢方症例

切れ痔(裂肛)の出血と漢方症例

Tさん 男性 49歳 切れ痔の漢方症例

長年痔(内痔核)を患っている方で、手術は2回{ALTA注射療法(ジオン注射)}受けた。2024年7月頃から排便後に出血、そのうち治るであろうと放置していたら、徐々に出血量が増える。排便後トイレの底にポタポタと出血し、トイレのたまっている水が真っ赤になる。それでも痔核を戻すと出血が止まっていたので放置していたら、痔核を戻しても出血するようになり漢方の和歌ノ浦薬局へ。

 

 

 

通常漢方相談は、その人の体質を見極めて証というのを導き出して漢方薬をお選びする。しかし、切れ痔の出血の場合は、証を導き出すという面倒くさいことはやらなくてよくて、普通の薬局のように発熱にはこれ、咳にはこれ、下痢にはこれ、みたいに簡単に処方できるありがたい漢方薬※1がある。Tさんにもその特効薬を4週間分お出しした。4週間後来店され、どうだったかをお伺いすると、1週間くらいで出血が止まりだしたとのこと。ただ、下痢をした時や大きなおならをした時にまた出血が時々あり、それでも漢方の服用を続けて行くと出血の回数は減って行き、最近は下痢や大きなおならをしても全く出血することは無い。完全に治りきるまでもう少し続けたいということで、3ヵ月服用していただいた。

 

 

 

それからしばらくして以前のような出血ではないが、ティッシュに少しつく程度の出血があったということで、念のため買いに来られてそれから来店は無い。

 

 

 

※1 この漢方薬の効果を知ったのは、私が自転車事故で嵌頓痔核になってしまった時に試しに使ったことがきっかけで、驚くべき効果を経験し、それから痔の相談で使うようになり、切れ痔の出血にも凄く効果があることを知った。という経緯がある。

 

 

 

Oさん 女性 41歳 切れ痔の漢方症例

別の目的で約半年間漢方薬を服用して頂いている方で、冬になると切れ痔になり易く、今年も切れ痔になってしまったということで、いつもの漢方をお出ししたところ、すぐに切れ痔が改善し、1回だけ切れてしまったが今は治まっているということで、元々の目的の漢方薬に変更した。

 

 

 

Tさん 女性 44歳 切れ痔の漢方症例

ここ数ヵ月切れやすい状態で、1週間で5日は切れるとのこと。出血はごく少量でティッシュに着く程度、色は鮮血、すぐに血は止まるとのこと。便が硬くなり易く、その時に切れる。いつもの漢方薬をお出しし、約1ヵ月後ご来店。どうだったかをお伺いすると、すぐに出血は止まり、漢方薬を服用してから10日後くらいに1回だけ切れて出血したがそれからは無い。もうちょっと続けいたいとのことで、4週間分漢方薬をお出しした。

 

 

  • この記事を監修した人:薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

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