K.Y.さん 36歳 女性 会社員 大阪市北区 服用約1年3ヵ月で妊娠(体外受精)

これまでの経緯

2017年1月一人目出産(自然妊娠)
2018年1月二人目の妊活スタート
同年5月-6月と生理が来なくなる
同年7月に不妊専門クリニックへ受診、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断、但し一度妊娠しているので様子を見ましょうということに
同年8月から鍼灸をはじめる
同年10月各種検査、PCOS確定、ビタミンD値低い、フーナーテスト不良
2019年1月人工授精で妊娠するも流産
同年4月26日 漢方の和歌ノ浦薬局へ

 

 

 

初回問診結果

  • 生理周期35〜49日間
  • 排卵期の基礎体温:ダラダラ上がる
  • 低温期に落ちる前に2日間出血する
  • 塊が出る
  • 排卵期のオリモノが少ない
  • PMS:頭痛、下腹部痛、腰痛、吹き出物、便秘、立ちくらみ、ムカつき、げっぷ、動悸

 

 

その他自覚症状

冷え症、寒がり、むくみ、小食、ウサギのうんち、ガスがたまりやすい、尿黄、肌の乾燥がひどい、爪がボコボコになりやすい、肩こり、頭痛、舌やや紅い

 

 

 

漢方薬服用後

服用2ヵ月》
・便通が毎日出るようになる、ウサギのうんちは週1回だけに減る、お腹のガスが無くなる
・生理前の下腹部痛、立ちくらみが無くなる
・朝ふらふらするのが無くなる

 

 

 

服用3ヵ月》
・生理前の動悸・腰痛・吐き気があった
・生理前の頭痛、イライラ、ゲップ、吹き出物、下腹部痛が無くなる
・生理中に頭痛があった
・便通はほぼ毎日でコロコロ便は週1回でキープ
・職場が寒く身体全体が冷える

 

 

 

服用4ヵ月》
何らかのストレスで頭痛を中心に症状が激しくなる
・生理前の激しい頭痛、口内炎、赤い吹き出物、生理直前の腰痛、オリモノが黄色いが起きる
・便秘、コロコロ便週3〜4回に、ガスはたまらない
・生理中の激しい頭痛
・小便が黄色い
・卵胞の育ちが遅い、黄体ホルモンが6.8と低い
⇒症状が減げしく漢方薬2種類増量

 

 

 

服用5ヵ月》
・生理前の便秘、口内炎、下腹部痛、立ちくらみ、動悸、ムカムカ、ゲップは治まったが、
・生理前の頭痛(3日間のうち1日は何もできないくらい酷かった)、腰痛、ニキビ、オリモノが黄色いはあった
・生理中の頭痛(軽く)、胃痛
・便は2日に1回に改善、コロコロ便ではない、尿色黄
⇒頭痛の症状が激しいのと熱の症状が強く漢方薬を1種類追加

 

 

 

服用6ヵ月》
・頭痛は台風の日だけになった、腰痛は1日だけに、吹き出物は2日間、オリモノが正常な色に
・便が毎日出るように、普通便、尿色正常
・冷えない、寒くない、むくまない
⇒症状が安定して来たので漢方薬継続、ようやくフィットの兆し!?
⇒半月後採卵

 

 

 

服用7ヵ月》
・13個採卵、7個体外授精、4個育って1個は新鮮肺移植(結果陰性)、残り3個胚盤胞凍結(5CA’、4AB、3AB)
・ホルモン剤で便秘(止めたら出るようになったから)
・生理前軽く頭痛、腰痛2日間
・肩こり酷くはないがゼロではない
⇒漢方薬が完全ヒット(暴れ馬の良な症状を完全制御)

 

 

 

服用8ヵ月》
・移植陰性

 

 

 

服用9ヵ月》
・軽〜い頭痛が5日間のみ
・1年で一番寒い1月末で冷えを感じない体に
・肩こり少し

 

 

 

服用10ヵ月》
・自然周期で移植、結果は陰性
・腸内フローラ検査

 

 

 

服用1年》
・腸内フローラ結果:いて欲しいラクトバチルス菌が0.1%⇒乳酸菌が処方される、いて欲しくない菌が40%存在⇒除菌(抗生物質)
・結果が悪かったからか久しぶりに頭痛があり、排卵期前後は倦怠感があった

 

 

 

服用1年1ヵ月》
・内膜が薄く移植キャンセル

 

 

 

服用1年3ヵ月》
・移植、12日後陽性反応

 

 

 

 

まとめ

上記の通り完全に処方をフィットするまでに5ヵ月間もかかったのは、Kさんの雰囲気に惑わされたからだ。完全にフィットさせた漢方薬は、いわゆるクレーマーのような怒りっぽい人が服用する漢方薬で、Kさんには普通該当しない。しかし、そのクレーマーが飲むような漢方薬がKさんには合っていた。Kさんは凄く穏やかで、優しくてクレーマーとは真逆なお人柄。教科書的にはセオリーではないことだったので、え?まじ?そうなん!?と思いながらちょっとずつ処方をクレーマータイプに移行していったことで結果5ヵ月かかってしまった。クレーマータイプが合う漢方薬がKさんのようなタイプにも合うなんて教科書では載っていないことなので、私としては大発見。5ヵ月間苦しかったが、それを乗り越えることができたので、これからはKさんと同じようなタイプの方には、すぐに対応できるようになり、Kさんの症例は新境地開拓につながった症例と言える。そして、これは今から1年前のことなのでこの1年間Kさんタイプの人はバンバンこの漢方薬を出して凄く良くなってもらっている。Kさんありがとう^^

 

さっきKさんにメールを送ったんだけど読んでくれたかな。

 

 

 

この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

最終更新日: 2020.10.27

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