A.I.さん 49歳 男性 会社員 東京都 漢方服用9ヵ月

これまでの経緯

2016年11月に結婚され、1年8ヵ月経過。避妊期間は無い。2018年6月に精液検査で運動率4.9%で精子無力症(50%以上が正常)が分かる。

 

 

 

漢方服用のきっかけ

A.I.さんの奥様のお言葉です。食生活、生活習慣改善だけでは、高齢の私達には時間が足りないと思い、漢方も含め、インターネットで、調べまくっていたところ、和歌の浦薬局の男性不妊の症例の記事にたまたまたどり着きました。東京の漢方薬局の症例は女性のものが多く、男性の症例は殆どありませんでしたので、不妊治療専門の病院受診の予約と同時に大阪に行く決意をした次第です。

 

 

 

初回問診結果

  • 精液量(1.5ml以上) 0.2、1.0、1.0
  • 濃度(2,000万/ml以上) 3,050万、2,950万、5,900万
  • 運動率(50%以上) 4.9、5.0、16.6

 

その他自覚症状

疲れやすい、倦怠感、横になりたい、気が重い、眠りが浅い、朝方必ずトイレで目が覚める、寝汗、寒がり、汗かき、少食、食後眠い、下腹部が張り易い、便がゆるい、腰痛、ため息、息苦しい、五十肩、舌苔白、裂紋

 

 

 

漢方服用後

漢方服用2ヵ月後》
・週末の昼寝が減った
・日曜日夕方のため息が無くなった
・めいった感じが減った
・寝汗が減った
・夜中のこむら返りが無くなった
・食後の眠気が減った
・水様便から形のある便に変わった
・舌の苔が白いのが正常のほぼ薄白に改善
・裂紋の一部がなくなる

 

 

 

漢方服用3.5ヵ月後》
・寝汗をかかなくなる
・全般調子が良い

 

 

 

漢方服用7ヵ月後》
・脈拍が高かったが普通になる

 

 

 

服用約7.5ヵ月後》
・10個採卵 ⇒ 成熟卵8個 ⇒ 全て胚盤胞を目指す
⇒ 4個胚盤胞(3個グレードB、1個グレードC)

 

 

 

服用約8.5ヵ月後》
・胚盤胞1個移植、形態評価は1(1〜3で1が最高)、しかし年齢を加味されると総合評価はグレードB
・移植の7日後 hCG95.5

 

 

 

2019年5月8日 胎嚢の確認、その後心拍確認

 

 

 

2019年7月20日 安定期に入ったとお礼のご連絡をいただく

 

 

 

漢方服用後の精液検査結果

  • 精液量(1.5ml以上) 0.7、1.5、1.4、1.2
  • 濃度(2,000万/ml以上) 3,000万、3,240万、1億300万
  • 運動率(50%以上) 7.0、6.5、6.5

 

 

 

漢方まとめ

漢方薬の服用の結果、精子無力症を改善することは出来なかったが、顕微授精で妊娠できたことは事実で、いくつか評価できることがあり今回症例として掲載した。

 

 

 

まず精子の数が一番少ない時で610万、妊娠された時の数は1億2,360万で4.2倍とこれは評価できると思う。数がこれだけあればそれだけ良い精子を見つけ出す確率が増えるため、顕微授精に有利に働いたと言える。

 

 

 

それからA.I.さんは、漢方服用以前は強いストレスにさらされておられたが、漢方服用後はかなり軽減していただいた。強いストレスにさらされると体内に活性酸素がより発生し、精子はDNAレベルで傷つけられることが分かっている。それが軽減されたことは、精子の質を上げたと言える。

 

 

 

さらにA.I.さんは疲れやすかったが、漢方服用後は元気になっていただいた。元気になったということは、自身の体を作り上げている細胞1個1個が元気になったと言える。ということは細胞の一つである精子も元気になったと言える。但し、運動率には反映されず・・・。

 

 

 

さらに寝汗、脈拍、舌の状態が改善されたが、こういう体質の人は、漢方的に陰虚(いんきょ)と呼ぶ。陰虚体質は、肉体的な物質が常に不足状態にあり熱も生まれる。これも精子の質と環境に影響するため、これが改善されたことも妊娠につながった要因の一つと考える。

 

 

 

また、精子、卵子、両方が合わさって受精卵になって、細胞分裂していくわけなので、ご夫婦で漢方薬を飲んでいただいたことも妊娠につながった大きな要因だったと思う。おめでとうございます。

 

 

 

因みに奥様の症例はコチラ。

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

投稿日:2019.08.19

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