多嚢胞性卵巣症候群、無排卵。漢方服用約3ヵ月で妊娠していただきました。

多嚢胞性卵巣症候群、無排卵。漢方服用約3ヵ月で妊娠していただきました。

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。

S.M.さん 29歳 女性 会社員 愛知県 漢方薬服用2ヵ月20日で妊娠

来局前

  • 2015年11月 結婚
  • 同年12月から不妊症専門クリニックへ

⇒ 診断結果:多嚢胞性卵巣症候群、無排卵月経
⇒ 半年間通院、妊娠には至らず

  • 2017年11月 クリニック再開

⇒ クロミッドで卵巣が腫れる

  • 2018年02月 ご自身と同じような症例を見て当薬局へ

 

 

 

初回問診結果

  • 生理周期:@ 自然周期28〜30日間
  •      :A クスリ使用周期30〜35日間

  • 生理の色:暗め
  • 生理痛:酷い痛み(排卵した時だけに限る)
  • 生理の塊:5〜6cm 多く出る
  • 生理中:倦怠感、眠い、ぼっとする、顔・お腹のむくみ、下痢
  • 生理前:倦怠感、ぼっとする、顔・お腹のむくみ、胸の張り、吹き出物
  • 既往歴:多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害

 

その他自覚症状

冷え性、寒がり、下腹部が冷えている感じがする、白髪が目立つように、疲れやすい、猫背、倦怠感、寝不足、寝つきがやや悪い、歯ぎしり、寝起きが悪い、便通2日に1回、乾燥肌、肩こり、頭痛、発散できないタイプ、仕事をきちんとやりたいタイプなこともありイライラしやすい

 

 

 

漢方薬

頭痛・寝つきが悪い・発散できない性格などから気の停滞が起きていることが分かる。大多数の人は会社など組織の中で働かないといけないため、様々なストレスをかかえ気の停滞を起こしている。気の停滞は体内のあらゆる生命活動のパフォーマンスを低下させる。当然、赤ちゃんを授かるための色々な準備にも支障を来たす分けである。それは病院の検査では現れないレベルやこの方のように多嚢胞性卵巣症候群と診断されるレベルと幅は広い。この方は気滞に加えて血の滞り(淤血)も起きていることから、主に気と血を巡らせる漢方薬を選んだ。それからさらに2種類の漢方薬を加味した。

 

 

 

漢方薬服用後

服用2ヵ月
・生理の塊が無くなった
・便秘が改善された
・下腹部が冷える感覚が減った
・頭痛の回数が少なくなった
・寝つきが良くなった

 

 

6日後の2018年04月08日 妊娠陽性反応のご報告

 

 

2018年06月30日 「おかげさまで無事16週を迎え、明後日には17週に入るところです。」とのご報告をいただく。

 

 

 

大阪出張の時を狙って来局をされていたこともあって、いつも通りのやり取りが中々とれずで、別の病院に転院すると仰っていたので恐らくタイミング指導での妊娠ではないかと考えている。S.M.さんからはお客様の喜びの声(漢方体験)を書いてくださるとのことでしたので、詳細は後日にまた改めてアップすることにする。まずは「おめでとうございます。」。

 

 

 

S.M.さんがお客様の喜びの声(漢方体験)を書いてくださいました。妊娠8ヵ月になられたそうです。そんななかありがとうございました。

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

投稿日: 2018.07.26

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