N.A.さん 31歳 大阪市住之江区 会社員

来局前

  • 2016年02月 結婚
  • 同年06月 妊活開始
  • 同年09月 不妊専門病院へ検査 ご夫婦ともに問題なし

⇒ タイミング療法開始 8ヵ月間
⇒ 内膜10mm 卵胞17〜18mmで排卵誘発剤の注射でタイミング
  ※卵胞の成長が時々遅いことがある

 

  • 2017年某月 人工授精にステップアップ(セキソビット、ルトラール、hCG注)
  • 同年05月  2回目の人工授精で妊娠するも6週で流産

⇒ 生理復活してから計8回の人工授精

  • 同年10月 卵胞の育ちが悪くなる、内膜が5〜6mmと薄くなる

 

  • 2018年01月19日 漢方の和歌ノ浦薬局へ

 

 

 

問診結果

  • 生理の量が多い日(2日目)で普通サイズで3枚、1日目と3日目はその日の半分、5日目でほぼ終わる
  • 生理痛: 酷い月がある、絞痛、喜温、拒按、最近酷い月は少なくなっている
  • 生理中: 便がゆるくなる
  • 生理前: 胸の張り、頭痛、首と肩が凝る、いつもより疲れやすい
  • 排卵期: お腹がチクチクする、オリモノが増える
  • 基礎体温: 排卵期から高温期になるまでがだらだらと遅い(4日間)

          高温期で必ず1回は約0.5℃落ちる

 

その他自覚症状

冷え性、寒がり、少食、お昼はお腹が空いていないことが多く食べない、悪心(朝)、便秘と下痢を繰り返す、たくさん食べると胃痛・腹痛しやすい、たちくらみ、疲れやすい、歯ぎしり、あざが出来やすい、肌の乾燥、あんまりのどは乾かない、声が小さい、30歳を越えて年齢を感じること”しわ、傷の治りが悪くなった、徹夜できなくなった、白髪が増えた”こと、舌淡〜淡紅 薄白 胖 潤 歯痕

 

既往歴:閉経(5年前に約2年間、カウフマン療法と温経湯で回復)

 

 

 

漢方服用後

約1ヵ月後》
・生理前の”胸の張り、頭痛、首肩凝り”、排卵痛を感じなかった。
・食欲が増した、食事の量が増えた、増えても腹痛は起きず、悪心感じず、便通がほぼ毎日に、下痢することが無くなった。
・立ちくらみも起きず、生理前のしんどさがなくなり、全体的に体調も良いと感じるようになった。
・寒がり・冷え性は、変わらずある。
・病院の人工授精は、クロミッドは処方されるも飲まずで、排卵誘発剤の注射を計2回打ち、内膜10mm、卵胞23mmと復調
・基礎体温は排卵期から高温期にきれいに上がり、高温期は36.7℃以上をキープして安定した。

 

 

約2ヵ月後》
・生理が7日間遅れる
翌日の03月23日 自然妊娠 胎嚢の確認
・03月30日 心拍確認

 

 

2018年04月23日 9週5日 

 

 

2018年06月15日 安定期に入る。メールにて「お腹が大きくなってきました!」とご報告。

 

 

 

漢方まとめ

子宮が前に出ているのと子宮が硬めで流産しやすいと仰っていたので、一度流産されていますから心配でしたが無事に安定期を迎えられました。おめでとうございます!!当薬局に来られる直前には人工授精のクスリを飲み続けることで、卵胞の育ちが悪くなり、内膜が5〜6mmと薄くなってしまっていましたが、漢方薬を服用することで卵巣機能が復活し、さらに2ヵ月で自然妊娠していただけました。病院の治療期間は1年半以上、漢方では2ヵ月。今回は当薬局にお越しになられる不妊症患者さんの中でも虚弱な体質をされていましたので、いつもとは違うアプローチで処方しましたが、それがドンピシャではまった症例でした。新境地開拓です。以後、虚弱な方にはこれをベースに体質に合わせて微調整しながら取り組んでいます。

 

 

 

投稿日: 2018年06月16日   文: 三ツ川道洋