35歳 多のう胞性卵巣症候群 漢方で体質改善 自然妊娠

35歳 多のう胞性卵巣症候群 漢方で体質改善 自然妊娠

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。

B.S.さん 35才 女性 会社員 豊中市  漢方薬服用3ヵ月半で自然妊娠

「一度妊娠は経験していますが、不正出血による長期間ピルの服用(約11年間)をしていたことや、多のう胞性卵巣症候群と診断され、元々妊娠しにくい体質でもありますので、自分の体を整えた方が良いのではないか。」ということで漢方の和歌ノ浦薬局へご来店されました。

 

 

 

B.S.さんは、一度妊娠されておられますので不妊症ではありませんが、問診をしてみますと、体に毒素がすごく溜まっていらっしゃる状況でした。これではやはり妊娠しにくいですし、妊娠したとしても血流が悪いので流産しやすいですし、そしてここからは推測ではありますが、運よく出産まで行ったとしても、何らかのトラブルは起きていたのではないかと・・・・・。

 

 

 

そして『毒素』ですが、漢方的には湿熱(しつねつ)と於血(おけつ、本当は於の上に病ダレがつきます。)を指します。湿熱と於血がありますので、多のう胞性卵巣症候群、子宮筋腫、不正出血、カンジダは当然の結果です。B.S.さんは、これら毒素がたくさんたまっている状態ですが、幸いそれ以外の問題はとくにありませんでした。ということで徹底的に解毒系の漢方薬を服用して頂きました。いわゆるデトックス効果のある漢方薬です。

 

 

 

約2ヵ月間解毒系の漢方薬を服用して頂き、ほぼ毒素は消失。それから約一カ月後、妊娠のご報告をいただきました。

 

 

 

その後も、妊娠継続のご連絡をいただいています。

 

 

 

解毒後に妊娠した赤ちゃんですから、健康な赤ちゃんで産まれて来てくるに違いありません。おめでとうございます。

 

 

 

来局前

2013年3月  結婚
2014年3月  妊娠、その後流産
2014年10月18日  漢方の和歌ノ浦薬局へ

 

 

 

初回の問診

  • 23歳から不正出血のためピル服用(結婚半年後に休薬)
  • 2cmの子宮筋腫、妊娠には問題のない場所、年に1回経過観察
  • 多のう胞性卵巣症候群
  • 生理周期 流産後38日間前後(以前は、31〜33日間)
  • 生理の色は暗紅、ドロッとしている、大きい塊が出る
  • 生理痛 軽め
  • 生理前は、イライラ・落ち込み・マイナス思考になる
  • 生理中、立ちくらみ・少ししんどい
  • オリモノが、普段から多く黄色が多い

 

その他自覚症状

寒がり、汗かき、食後おへその横が痛くなる、食後の眠け、下痢しやすい、疲れやすさは昔に較べると落ちたなという程度、疲れるとリンパが腫れる、多夢、背中のはり、時々左ひざが痛む、頻尿、尿色黄色、アザが出来易い、ストレス過多、四肢に湿疹が出易い、舌の苔が少し厚い

 

 

 

既往歴

多のう胞性卵巣症候群、子宮筋腫、不正出血、カンジダ

 

 

 

漢方薬服用後

服用1ヵ月
・生理の色が明るくなる
・生理中、立ちくらみが起きなかった
・生理前のイライラや落ち込みが消失
・オリモノが、黄色から透明に、量も減った
・毎日食後におへその横の痛みを感じていたが、減った
・尿の色が、薄い黄色〜透明に

 

 

服用1ヵ月半
・基礎体温のガタガタが、改善
・オリモノの色、透明色がさらに増える
・尿の色も透明色がさらに多くなる、頻尿は改善せず
・アゴ周りの吹き出物が消失
・疲れてもそう言えばリンパが腫れなくなった
・背中の張りはあるが、以前よりもマシになった
・気持ちが前向きになった、先の心配をしなくなった、ため息をつかなくなった気がする

 

 

服用2ヵ月
・生理の色が正常に、ドロドロがサラサラに、生理痛も無い
・生理前の症状が、全く出なくなる
・オリモノの色が、無色透明に改善
・忘年会シーズンで、2週間で2回ほどおへその横が痛くなった
・朝以外、尿色透明に改善

 

 

2015.02.04  妊娠のご報告

 

 

 

その後も妊娠継続のご報告をいただいています。 双葉

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

 

 

 

最終更新日2020.02.13

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