多のう胞性卵巣症候群 疲れやすい 不眠 冷え性 漢方薬で体質改善し妊娠

多のう胞性卵巣症候群 疲れやすい 不眠 冷え性 漢方薬で体質改善し妊娠

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。

D.S.さん 39才 女性 主婦(大阪市中央区) 漢方薬服用1年1ヵ月(子宝漢方に切り替えてからなら8ヵ月)で妊娠

結婚して6年半。お仕事もされていたようですし、子供もできたらいいなあという程度で過ごされていたようですが、大阪に引越しをされて、その疲れからか閃輝暗点(せんきあんてん、視覚障害、部分的にチカチカして物が歪んで見える)が発症し、その治療の一環として漢方薬を選択され、当店とご縁がつながりました。閃輝暗点をその時に初めて知った分けですけれども、漢方相談をすると恐ろしく気と血が不足している方(普通に日常生活を送ることができないレベル)でしたので、それを改善してあげれば良くなるだろうということで、補気補血をする漢方薬を服用していただきました。2ヵ月間しっかりと服用していただき、その間、1回だけチカッとしたものの大事には至らず、それから再発することはありませんでした。

 

 

 

そいうご縁から子宝漢方もということになりました。子宝漢方だからといって特になにがという分けではなく、最初の見立て通り引き続き気血を補って行くということに変わりはありません。但し、より陽気を補い、その陽気を巡らせ、血の巡りも良くし、そしてその効能を子宮中心に持って行くという強化をはかりました。

 

 

 

途中漢方の費用を下げるため、種類を変更した結果、胃腸の調子が落ちるということがあったものの、下記(漢方服用後参照)の通り概ね順調に体質改善して頂きました。そしてその結果、次ダメなら体外受精と言われていた3回目の人工授精で妊娠していただきました。

 

 

 

D.S.さんが、もし当店の漢方薬を服用しないで、以前の体質のまま先に不妊治療を受けられていたらどうなっていたかと申し上げると、副作用が出たり、体調がさらに悪化したり、医師のプラン通りに治療が進まなかったり、間違いなく途中で治療を断念せざるを得ない状況になっていたと思います。その後に、漢方ということになれば、もっと大変な状況になっていたと予想がつきますので、私としては、最高のサポートをさせていただいたと思います。

 

 

 

来店前

2007年2月  32才で結婚

 

 

 

子宝漢方服用きっかけ

元々は閃輝暗点で漢方薬を服用し、体調がよくなったことがきっかけ。漢方薬を先に服用し、その後から不妊クリニックで検査・治療と普通とは逆パターンのケース。D.S.さんの場合は、このパターンで結果良かったと思います。漢方薬を先に服用していなかったら、病院のクスリで体はボロボロで最悪のケースになっていたと思います。

 

 

初回問診2013.6.5(子宝の初回問診 2013.10.21)

  • 生理周期32〜43日間
  • 生理の量がやや少なめ
  • 生理前 眠くなる、無気力、イライラ
  • 生理中、だるい

 

その他自覚症状

閃輝暗点、疲れやすい、横になることが多い、昼寝をしないと体が持たない、立ちくらみ、食欲不振、食後の眠け、寒がり、冷え性は一年中、肩・首のこり・左足裏のしびれ、不眠、朝起きれない(体が重い)、時々顔がむくむ、足のむくみ

 

 

 

病院の検査結果

多のう胞性卵巣症候群、軽い黄体機能不全、子宮内ポリープ(後に手術)、卵管の癒着(後に手術)

 

 

 

既往歴

卵巣のう腫(チョコレートのう腫)、閃輝暗点、突発性難聴

 

 

 

漢方薬服用後

服用3週間
・閃輝暗点起きず
・夜眠れるようになる
・朝起きれるようになる
・食欲不振が少し改善、食後の眠けも減
・足のむくみが無くなる(水を入れた袋みたいな状態が無くなる)
・左足のしびれが改善、まだ時々ある
・何もしたくないというのが良くなった気がする

 

服用2ヵ月半
・食欲不振消失
・冷えが改善
・閃輝暗点が一瞬起きそうに、でも大丈夫だった。その一回だけ。

 

1ヵ月ほど漢方お休みして10月から子宝漢方スタート
・去年ほどではない足首が冷える
・胃腸関係はほぼ改善、時々食後の眠けがある程度に(それも依然と比べて大分ましになっているとのこと)
・疲れやすさ 10(漢方以前)⇒ 5 に改善

 

服用5ヵ月
・生理中のだるさ消失
・日中活動的になる
・食後の膨満感消失、便通が毎日になる
・顔のむくみを感じないようになる
・体が温まりやすくなり、寒がりが改善
・冷え性も素足でなければ感じないようになる
・触ると冷たかったお腹が感じなくなる

 

服用6ヵ月
・胃腸をケアする漢方薬をあえて抜いたところ、胃腸の調子がダウン
・食欲が落ちる、膨満感、悪心
・12月27日 ポリープと卵管癒着の手術

 

服用7ヵ月
・胃腸機能回復
・冷え性もさらに改善
・左足しびれは、ほぼ消失(時々起きる)
・首〜背中〜腰にかけて寒い
・人工授精1回目 失敗

 

服用8ヵ月
・左足のしびれ消失
・冷え性 動けば解消するということで、もう治ったと言っても良いレベル
・クロミッドを服用したが卵胞の育ちが遅く、ホルモン剤でリセットし生理を起こす

 

服用9ヵ月
・冷え性、寒がり、しびれ、耳鳴り、完治
・クロミッドで卵胞が育たずクスリでリセット

 

服用11ヵ月
・排卵誘発剤を注射に切り替えて、理想的な卵胞に育つ
・人工授精2回目 失敗

 

服用12ヵ月
・疲れやすさ 10(漢方以前)⇒ 3.5 に改善(ご本人の主観に基づく)
・人工授精3回目 ↓ ↓ ↓

 

服用1年1ヵ月
2014.06月末? 妊娠報告
2014.07.09 胎のう確認
その後、1ヵ月分の安胎作用のある漢方薬を服用していただきました。
2015.02.12 妊娠10ヵ月 あと少しで出産!

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

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