二人目不妊 2回の流産を乗り越え妊娠・出産 39才女性 漢方相談

二人目不妊 2回の流産を乗り越え妊娠・出産 39才女性 漢方相談

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。

N.A.さん 39才 女性 主婦 (高槻市)  漢方薬服用9ヵ月で自然妊娠

来店前

  • 約1年間妊娠せず、その後2回妊娠するも2回流産。
  • 血液検査、問題無し。
  • 右の卵管が詰まりぎみ。

 

 

 

初回の問診 2011.09.21

  • 生理周期約28日間
  • 低温期と高温期がはっきりしない
  • 排卵期もはっきりと分からない(ダラダラ上がる)
  • 月経期間4〜6日間
  • 生理痛お腹と腰が痛くなる
  • 生理の量が少ない、流産後とくに少なくなる

 

その他自覚症状

暑がりで寒がり、冷え性(くつしたを履かないと寝れない、冬はふくらはぎが冷えて痛みと重い感じで足を切りたくなる)、背中の痛み、腰痛(月に1回痛くて動けなくなる)、締め付けられるような頭痛、目がピクピクする、足がつる、少食

 

 

 

漢方薬

腎の働きを高め、骨盤内を温め血行を促進。全体として卵の質を高め、流産しにくい体質にする漢方薬をお選びする。後半はさらに温める効果をアップさせ、血を作る効果をさらに高めました。この方の治療の特徴としては、体内に余分なものをため込む体質の方でしたので、そういった余分なものを排泄するデットクス効果のある漢方薬を服用して頂きました。

 

 

 

漢方薬服用後

服用1ヵ月
・生理の量が増える

 

服用2ヵ月
・低温期と高温期の差が明確に出る

 

服用3ヵ月
・生理痛が無くなる

 

服用4ヵ月
・1〜2日で高温期に上がるようになる(きれいに上がる月と上がらない月が交互に)

 

服用5ヵ月
・背中の痛み無くなる

 

服用8カ月
・頭痛がかなり軽減

 

2012.06.25
妊娠反応陽性(自然妊娠)、つわり、お腹の張り、流産予防の漢方薬に切り替える

 

2012.08.06
11週と3日、産科へ移る、後1ヵ月経たないと何とも言えないとお医者さん、つわりマシ、何かにつけて疲れやすい、お腹の痛みがしばしば続く。
流産予防の漢方薬を継続して頂く。お腹が張ったり痛かったりした時、頓服で煎じ薬を服用して頂くと、すっと楽になる。

 

2012.08.27
14週。月に1回ほどお腹が痛くなる。煎じ薬を服用すると治まる。

 

 

 

その後、流産予防の漢方薬は、出産まで服用して頂きました。
流産予防の漢方薬は、同時に赤ちゃんをより丈夫に、より健康にする効果があります。漢方的には、腎の強い赤ちゃんになってもらえます。腎を強くすることは、産れてからの成長・発育・生殖・骨・脳の発達にすごくいい影響を及ぼします。

 

 

 

2013.02月
出産の報告を受ける。

 

 

 

まとめと不妊治療その後

出産後は、いいおっぱいが出る漢方薬と、産後の回復(体力回復・悪露の排泄)を助ける漢方薬を1ヶ月間服用して頂きました。

 

 

 

途中いろいろとありましたが、それを乗り越えられ、安定期に入っても結局出産するまで医師からはもう大丈夫という一言をもらえず、気の抜けない日が続きましたが、出産まで無事に辿り着けて本当に良かったです。と同時にほっとしました^^良く頑張られたと思います。本当におめでとうございました! 双葉

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希